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藤原鎌足と染谷太郎大夫時志と由井家
「相模大山縁起」、「相模大山縁起絵巻物」、
「詞林采葉妙」などより一部を抜粋します。
染谷太郎大夫時志は、藤原鎌足の玄孫である
藤原鎌足の先祖神、天児屋根命
東大寺別当、良弁僧正が父親
強大な経済力を有し、由井の長者
東八ケ国の総追捕使であり、関八州の統領
文武天皇より聖武天皇の時代の間、鎌倉の由井郷の出身
以上のことから、藤原鎌足と由井家の強い関係性、
由井郷の出身で、由井郷に長らく居住しており、
醍醐天皇と藤原家、賜源性と源頼朝と鎌倉幕府と由井家、
天児屋根命と藤原鎌足と由井家の遺伝情報の一致など
強い関係性が示唆されています。
新編相模国風土記稿
新編相模国風土記稿は、天保12年に完成しました。
97ページに、「極楽寺の長吏」に関する記述があります。
当時から九郎右衛門のことを左衛門と呼んだり、
由井を由比と呼んだりと混同が見られますが、一部抜粋します。
源頼朝より長吏の配下を定めた橙状を持っていること
大永3年、鶴岡少別当から出された橙状を持っていること
長吏は、鶴岡丹きゅう役を務めていること
以上のことから、源頼朝公と由井家、
長吏頭として、長吏とその配下の支配を定めた橙状、
由井家による鶴岡八幡宮の支配・管理など、
長らく鎌倉幕府を支えてきた由井一族の存在が
強く示唆されています。
由井家と面掛行列
「花摘御前の伝承」には面掛行列が欠かせません。
もともとは、鎌倉の鶴岡八幡宮で行われていた
放生会の神幸の行列の一部祭礼行事に際して
行なわれていた祭事でした。
明治初年の廃仏毀釈により、
鶴岡八幡宮から仏教的側面が排除された結果、
仏教行事である放生会を含む祭礼の形が
大きく代わり、由井家の花摘御前に関わる
面掛行列もなくなってしまいました。
そのため、明和5年に作成された奉納者が
坂の下の住民だったことから、その氏神の
長谷にある御霊神社に移されました。
このように、鎌倉時代から今も続いてる面掛行列、
それにまつわる伝説、花摘御前の伝承と、
源頼朝と花摘御前、嫡子・頼兼と長吏九郎右衛門、
由井家と鶴岡八幡宮、
鎌倉幕府の誕生と、源頼朝と由井家、
藤原鎌足と染谷太郎大夫時志と由井郷、
秦氏と醍醐天皇第二皇子、
非常に密接した関係性が強く示唆されます。
今日まで続いている事実は、軽いものではありません。
まさしく「火の無い所に煙はたたない」とは
この事かと思います。
花摘御前と北条政子 その2
北条政子の嫉妬心は凄まじく、
頼朝公を独占しようとする強い欲により、
他の女性に子を産ませたと知るたびに、
家来に命じて母子ともに殺害することを繰り返していました。
この気性の荒さから、「炎の女北条政子」という
古文書が存在しています。
この古文書の45ページを抜粋します。
鎌倉釜利谷の長吏の娘菜摘御前を懐妊させると、
政子が母子共に殺そうとしたので、
別所の者達が伝達をつけ、
えの戸と呼ばれた、後の江戸に逃がした
やはり、花摘御前が源頼朝公の子を産み、
北条政子が母子ともに殺害しようとしたため、
江戸に逃がした。と明確に記されています。
この古文書は、明治3年生まれの三田村鳶魚が書いたもので
非常に著名な人物として知られている人物ですが、
明治時代から昭和初期でも、
源頼朝公と花摘御前、その嫡男・頼兼は
非常に話題性のある内容でした。
源頼朝と花摘御前、頼兼と長吏頭・由井九郎右衛門と由井家
明治時代から昭和初期まで、非常に注目されていましたが、
その後、日本は長い戦争の末に多くの古文書を失い、
昭和20年ころ、日本は敗戦し、財閥制度の廃止、
爵位や貴族の廃止、領地没収などで、
由井家は急速に衰退していくのでした。
花摘御前と北条政子 その1
「花摘御前の伝承」は、いまも様々な古文書が残されています。
古来から、男女の秘事は文書に残り難いものです。
そして、北条政子の気性の荒さや、嫉妬深さなどは
様々な古文書のとおり有名な話しとなっています。
そのため、頼朝公が他の女性に子を産ませる事で
家来に命令して、母子ともに殺害などしていました。
逆に、頼朝公からすれば、可愛い我が子を守るために
北条政子から徹底的に我が子をお隠しになられ
ウソの文書などをばら撒き、欺いたともされています。
古文書、「日本原住民族」の112ページを抜粋します。
長吏(由井)九郎右衛門の娘が花摘みをして居る処を
源の頼朝に見染められたのが花摘御前となって
男児をうみ、これに頼朝の頼の字をつけた
頼兼が、北条氏に追われて武蔵江戸平川の畔へ逃げこみ
とあります。
この事から、長吏頭・由井九郎右衛門の娘が、
花摘御前になったこと。
花摘みしている処を、源頼朝公に見染められ、
嫡男・頼兼を授かったこと。
源頼朝公と由井家の関係性、
鎌倉幕府の軍需物資を支えた由井一族
これらの関係性は、ほぼ疑いようがありません。